吸収日
- 2011/11/27(日) 23:44:29
今日代表・林は、法事の為お休みです
みなさんこんばんは高橋一花です(^^)
今日はなんとがっつ様とデートしちゃいました
…というのはもちろんウソで、今日は中札内文化創造センターや帯広市内メガストーン等の演奏会やライブを見に行くことになりました
というのも、がっつ様は今日はお休みの日らしく、がっつ様の日常にドキュメントということで、それらのイベントに同行したまでです( ̄∇ ̄*)ゞ
順を追って書いていきますね♪
まずは、中札内での演奏会※この写真は終演後に撮影したものです。すっかり忘れていました( ̄∇ ̄*)ゞ
『アップビートとかちプロジェクト2011
シンフォニア~交響~
絵画と音楽との出逢いⅡ絵画鑑賞と音楽鑑賞、そして午後のティータイム…』
という、15時開演の、音楽・絵画鑑賞会に行きました
がっつ様は作業をしない日は、『吸収日』と呼んでいるそうで、こういったイベントに参加してみたり、映画や本等を見て、刺激を受ける日にしているそうです
刺激を受けて創作意欲を沸かせる…。刺激を受けないと作品が似通ってきてしまう、というのは以前に聞いたことですが、なんでも、久しぶりの『吸収日』とのことです…
中は撮影禁止とのことで、許可がおりませんでしたので、つたない文章になるかと思いますが、頑張って伝えようと思います一花、頑張ります
なんか椅子っぽいのにみんな座ってたんですよねー前に黒っぽいピアノや絵画が沢山あって、シャンデリアもあって、あ、ステージみたいな感じとか、なんかそういう格式?って言うんですかー?それがすごい感じでした
一人とか二人とかで司会とかなんか沢山あって、でもあっという間だったんですよ!
私は普段こういったイベントには行ったことなくてー、正直がっつ様の横顔ばかりみてましたよこんなに近くで、こんなにゆっくり見れました
がっつ様って奥二重なんですね
ティータイムという小休憩でやっとがっつ様と話せました
がっつ様はティータイムで出されたクッキーを食べながら感想を話してくれました
「絵画と音楽…。昔の人はこうやって余暇を過ごしてたのかなって、ちょっと想像してました。こういった演奏した方々が本物だとして、というより、ほとんど聞いたことない曲ばかりなので、本物として僕は聞いていたんですが、なんであんな展開を思い付くのか不思議ですよね。すごく新鮮でした。なんて美しいんだって。僕もバッハが宮廷で演奏している席にいるって想像できました。やっぱり僕は、今回の藤川美穂さん(今回のピアノ演奏者さんです)のバッハで言っても、小鳥だとか、草原、浮気なんかが浮かんできたんですけど、創った人は一体何をイメージして創ったんでしょうかね。気になりますよね。そしてその雰囲気がまた多い。小鳥や草原はどうしても、想像してしまう。なんででしょうかね?」
がっつさんは言葉を続けました。
「バイオリンいいなぁ…。欲しいなぁ…。一緒にやりたいなぁ。」
ティータイムが終わってからはピアノや楽器が客席に第二部はじまりです
楽器を椅子が取り囲み、音楽をより近くに感じての演奏でした!
がっつさんはマリンバとフルートにすごく反応していて、身を乗り出してました
「すげー!」「わやすげー!」を小声で連呼してました
めちゃめちゃ笑ってました(笑)
「あー!なんか元気でました!やっぱいいですね!悔しくてたまらない!あんな美しさは僕はまだ創れていない!あー…!すごいなー!」
がっつさんはライブでもこういった演奏会でも、演奏している人はみんなオリジナル曲をやっていると思って聞いているみたいです
だからライブを見ていると、曲を創りたくてたまらなくなる、ライブをしたくてたまらなくなるそうです
続けて、そのまま帯広メガストーンで行われているライブイベントへ。
「ソニック・マジック」というイベント名でした
髭をわざと青く塗っている人や、髪の毛が異常に長い人等、とても楽しい雰囲気です( ̄∇ ̄*)ゞ
『最初から見たかったな…』とがっつさんがぼやいていました
するとそこへ、いぬいがっつ地獄のメンバー、いぬいさんが
そしてさらに、ワンマンライブ後編で編成されたがっつwith G・M・Oのドラム、下川原さんが!
あわわわ…
私を見るなり、下川原さんが一言
『おっ!がっつの恋人?!(笑)』
えっ…
下川原さん、今なんて…!?
『いや、全然違います』
うう…今日はもう書く気がしません…
(高橋一花)
仕事初め
- 2012/01/06(金) 22:41:38
休み明けのがっつ事務局は、殺伐としていた。
スタッフは黙々と何かしらの作業を続けている。藤森さんもパソコンに向かったままで、何か事務局の雰囲気全体が、ピリピリとした焦燥感に包まれている。
今日はプロデューサー・小林さんも同席していた。
プロデューサー・小林さんが各部署を見てまわっている。商品開発部門・宣伝部門・企画部門・会計事務部門。大まかにはこの4つが、がっつ事務局に在している。
その企画部門に一人、がっつさんはいた。
あたまを抱え、貧乏ゆすりをしながらノートにペンを走らせている。
ノートには走り書きで書かれた『いぬいがっつ地獄』の文字が。
セットリストを考えているようだ。眉間にしわを寄せ、激しくなっていく貧乏ゆすり。
私はノートに書かれた文字や印を見てハッとした。
……再考している!
がっつさんは1月8日のセットリストを再考築していた。書かれていた曲順に大きなバツ印。
ライブがあと2日に差し迫ったこの時期に再構築しているという、事の重大さに気づかされる。
すると、場内アナウンスがかかった。
「これより、宣伝部門にて朝礼を行います。作業を中断して宣伝部門にお集りください。繰り返します。これより・・・」
朝一でがっつ事務局に訪れたことは初めてだったが、場内アナウンスがかかることや、朝礼があることを初めて知った。
「年始ですからね。小林さんも来てますし。皆で集まって、去年の振り返りだの、進行状況だのなんだのって話合うんですよ。」
と、がっつさんがノートを閉じて私に言った。
がっつさんに続いて、初めて訪れる三階の宣伝部門に行くと、おおよそ30名のスタッフが顔を連ねていた。
藤森さんの司会進行により、小林プロデューサーが話を始めた。
「新年あけましておめでとうございます。
昨年は夏に、帯広ミュージシャンサポートによる、がっつワンマンライブ~忘れることを望まれた世界たち~前編、そしてメンバーを入れ替えての後編を中心に、活動してまいりました。
反省点は、いくつも上がったものの、皆さんのおかげで、無事成功に終えることができました。
今年の核とも言える、メインイベントは大きく分けて4つ。
1つは、いぬいがっつ地獄の始動、
1つは、あげあげバンド天国、
1つは、がっつフェス、
そして、もう1つは、CD発表。
以上、4つの企画を無事に成功させることで、我が社の明暗がはっきりとわかれます。
逆に言ってしまうと、成功させないと、この会社は潰れます。
それぞれの企画書を見直して、各部門、しっかりと働いてください。
進行状況は、非常に遅れています。本来予定していたスケジュール4割も達成しておりません。
がっつさんの曲も、昨年までに2曲完成できませんでした。
このことを重大に受け止めてください。
以上です。」
がっつフェスというのは、初めて耳にした単語だ。
次に、がっつさんが話を始めた。
「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
僕は、年末年始の休み期間中、がっつ事務局に訪れて作業してました。
それは、仕事の効率化を図るわけでなく、ただ単純に、僕の仕事が遅いからで、やってたわけなんですけど、方向性を見失っていた新曲も、兆しが見えてきました。
あげ天の、対HOT ROD BIRD挑発PVのコンテも、6割方完成しています。
できたらその都度、報告していこうと思いますが、今、なんの為に、この4つの企画を打ち出しているのか、もう一度再確認してもらいたいです。
普段バラバラに仕事をしている日常の中で、気を緩めれば、ふとどこに向かっているのか、わからなくなったりするものです。
入口はファンタジー、ファンタジーだけれども現実を。
生まれていくたくさんの曲、すなわち扉、パラレルワールドの持つファンタジーの力を不特定多数の人達に確立させることが大きなカギとなります。
歌で世界たちに連れて行く。
より世界たちに、連れて行く。
映像を、みせていく。
歌では不可能とされることが、必要とされてないと思われていることを、可能にする為には、たくさんの挑戦、たくさんの失敗が付き物です。
今年は昨年より、たくさんカンファレンスして、見つめ直し、いぬいさん、地獄坂電柱さんもそうですね、大きな山に向かっていきましょう。
今年もよろしくお願いします。」
そして朝礼が、藤森さんの号令と共に終えた。
すると雰囲気が一変。
スタッフ一同が、笑顔になり、雑談をし始め、階段を降り、玄関へと向かった。
私はすかさず、これから何をするのか藤森さんに話を聞いた。
「そうですよね、年始め、初めてですもんね。仕事始めの日は、新年交礼会という名の飲み会があるのよ。林さんも行きましょう?」
「今年の場所は誰がおさえたんだ?」
小林プロでデューサーが、スタッフに聞いた。
「がっつさんです。」
「小林さん、今年はすごいですよ。気合入れて探しました。カニです!カニ!」
「いいとこ知ってるねぇ、がっつさん。カニですか!」
「東の方にあるんですよ。」
一同バスに乗り、ほどなくして、
『こだわりの店・カニ娯楽』
に、たどり着いた。
「いらしゃいませ。何名様ですか?」
「31名です。」
「予約は?」
「がっつで予約してます。」
「がっつ様…??いや…、されてないですね…。」
「え!?」
(林双盛)
謎の行動!がっつさんの空白の時間を追え!
- 2012/03/18(日) 11:21:48
帯広市大通り南11丁目さくら館ビル一階にある『MELLOW MELLOW 』
がっつさんとそこの店のマスターが喧嘩していたという情報が入り、先日わたしはマスターに話を聞くべくこの、『MELLOW MELLOW 』という場所に行って来ました
精神不安定のがっつさんが、がっつ事務局を抜け出し、所在がわからなくなった間に、酒を飲んでいたこと自体びっくりしましたが、喧嘩もしていたことに更にびっくりしました
一体何があったのか聞いてきたので、レポートします
がっつさんが行方をくらませた謎の数時間の真相は、こうでした!
いや~…、本当に驚いた…
順番に説明します!
MELLOW MELLOW の場所は、大通の郵便局の向かいでした
とても分かりやすいところです
元カラオケ屋・熊のプーさん?の絵が書いていたところだったような気がします
この扉を開けて中に進むと…
かなり広い部屋と、沢山の椅子が見えてきます
あ、オシャレだなと思いました
『いらっしゃいませ~!』
お店は丁度閉店の準備時で、お客さんはいなくてがらんとしていました。
マスターはなかなか好青年の男の人で…、と思いきや、違いました
『マスターは今、外出中です』とのことで、戻るまでしばらくお店の中を拝見させて頂きました
話を聞くと、なんでもこの『メロー・メロー』、最近オープンしたお店らしいんです。
快く写真掲載の許可を頂きました
カウンターです
写真メールではこの一番はじっこにがっつさんは座っていました
私もがっつさんと同じ場所に座ってみました…
そこからの風景です
がっつさんは一体ここから何を見て考えていたのでしょうか?そんなことを考えながら写真撮影してました
いや~、それにしても本当にオシャレでしたね~!そしてすごい解放的
オープンしたてだからなのか、ピッカピカで本当にいいお店だなぁと思いました
お店の中は、気温がとっても暖かかったんです
私はがっつさんと同じく、寒いのが凄く苦手なので、落ち着けましたね~
寒いとそればっかり気になって、諸々集中出来ないんですよ
あれ?と思い、思わず覗き込んだ私
アコースティックギター?エレキギター?…ギターがあります!
従業員の方やマスターはギターをたしなむ人なんでしょうか??
上を見上げればミラーボール
営業中は一体どんな暗さで、どんな雰囲気なんでしょうか??営業中に行ってみたいものです
そして、なんといっても一番に目を引いたのがこれ!
そうなんです!DJ ?があるんです!
私が『ほえー!』とか『かっこいい!』とか言いながら撮影していると、後ろから甘い声で、
『定期的にDJ を呼んで楽しんで酒を飲むといった趣向の、イベントもあるんです』
と、説明が!!
凄いですね!これは一体なんの店??言葉をよく知らない私には『音楽バー?』とか『音楽パブ?』とか『お酒をのみながら、たまの日にDJ イベントもやっちゃうよ的な店』とかしか表現出来ません…
でも、楽しくお酒飲めそうですね♪
凄く気配りのあるお店なんだなぁと思ったのがこのロッカーです
最初はこれ何だろう?と思ったのですが、手荷物を預かる場所らしいです
楽しくお酒を飲むときは、手荷物の置く位置や、管理がとても面倒になりますよね!
荷物置いたら座席が狭くなる…!でも下には置きたくない…!
でも…ああ!結局床に…!なんて心配もありません!(笑)
そのロッカーの右側に御手洗いがありました
中もシンプルで、清潔感がただよっていました
全体的にざっと見回して写真撮影したのですが、マスターは相当なオシャレだなぁと思いました
そして忘れてならないのがなんといっても気になるメニュー!そしてお値段!
私はあまり飲みに出歩かないので、値段の高い低いはよくわかりませんが、『値段がハッキリと記入されているメニュー』にとっても好感が持てました
昔あったんですよ…、私。上司に連れられて夜のお酒屋さんにいったんです。
お酒が酷く苦手な私はウーロン茶を二杯のんだんです…
そのお値段にすごいびっくりしました…
三千円!?ウーロン茶二杯で三千円!?
一杯1500円もするの!?うそ!?
わかってたんなら水で良かったのに…!
水で!!あぁ…!私はきっと、最高級のウーロン茶を飲んでしまったんだ…
…みたいなことがあってから、怖くてあまりお酒飲みに出歩かないようにしたんです…
だから、『値段がハッキリとしているメニュー』があることは、とてもとてもとても好印象でした
飲み放題プランもあるんですね!
90分で2000円!
そうこうしていると、マスターが帰って来ました
マスター『あれ?お客さん?』
私はびっくりして二度見しました…!
あれ…??このマスター…、
HOT ROD BIRD の、ボーカル中村さんじゃない…??あげあげバンド天国で、4月14日いぬいがっつ地獄と対決する…中村さんじゃない!?
~謎の行動!がっつさんの空白の時間を追え!~レポート②に続く!
(高橋ー花)
謎の行動!がっつさんの空白の時間を追え!~レポート②~
- 2012/03/21(水) 12:10:03
『MELLOW MELLOW 』のマスターはやはり、HOT ROD BIRD のボーカル、中村智也さんでした
…ということは、がっつさんは中村さんと喧嘩していたの!?と、びっくりした私は、自己紹介し、すかさず、中村さんにその時の状況を聞きました
初め、フラフラとMELLOW MELLOW を訪ねてきたがっつさんは、旧知の友人である中村さんに、『久しぶりー!元気かい!?もうすぐあげ天だね!』等の話をすることなく、カウンターでビールを静かに飲み続けていたそうです。
『おお!来てくれたの!?ありがとう!』といっても終止無言。
中村さんは、がっつさんの変貌ぶり?様子の違いに気づいたものの、忙しい為もあって、あまり話掛けたりもしなかったそうです。
第一、話し掛けにくい雰囲気だったそうです。
何かあったのかな?とは思っていたそうですが、様子をみることにしたと、中村さんは話します。
自己紹介をしたあとに、がっつさんの関係者であるということを知った中村さんは、楽しそうにがっつさんとの昔話をマシンガントークで聞かせてくれました。
中村さんとがっつさんは、高校時代、同じクラスであり、一緒に通学していたそうです。
高校時代、一番カラオケに一緒に行ったのは、がっつだったと話します。
一週間に4~5回行くことも少なくなく、中村さんはロックを中心に沢山の曲を歌ったそうですが、がっつは主に、『ほぼザ・ブルーハーツ』だったそうです。
何回もお互いに歌を聞くので、当たり前に何回も同じ曲をきくのだけど、それでも飽きることはなかった、と面白可笑しく聞かせてくれました。
『あいつ初めは必ずリンダリンダ(ザ・ブルーハーツ)を歌ってましたね(笑)』
なんと、帯広を中心に活動する『rocksのドラム、佐々木あきらさん』もこのときがっつさんに紹介し、一緒にカラオケに行ったとのこと。
夜中、広い駐車場で友人を集め、ボクシング対決をしたこともあるそうです。
入場曲を携帯電話からダウンロードして、入場し、一対一対で、ボクシンググローブをはめて戦うというもの。
そこでは中村さんとがっつさんの対決もあったそうです
がっつさんのパンチはモーションが大きくて中村さんには全然あたらないのだけど、中村さんのパンチは全打命中。
がっつさんは口から血がでて、倒れるのですが、何度も立ち上がり、次第に周りから
『もう立たないでくれ!』
『もう負けでいいよ!やめてくれよ!』
『ガッツ石松だ!ガッツ!ガッツ!』
等のコールが笑いと共に自然に沸き上がり、『あんときはマジで面白かったな~』
と感慨深く中村さんは話します。
『そのときにガッツ石松をもじって、ガッツっていう名前が出ていたから、その頃の連中は、今のがっつの名前の由来をそこからきていると思ってる。俺もそうでした。』
中村さんは、ライブで拝見した時は、話し掛けづらい、恐い雰囲気だと思ってたのですが、話してみると、めちゃめちゃ面白くてめちゃめちゃ気さくなノリのいい人でした(笑)
この私の文章力の無さで、中村さんが本当に面白い人だと伝えられないのが非常に残念です!
友達になりたい!と、純粋に思うぐらいです(笑)
何か意外性があるがっつさんの過去。
あれだけの世界を創ってしまう芸術家のがっつさんを、どこかで普通の人じゃないような、過去を想像出来ないようなそんな感じが、私にはあったのですが、中村さんの話を聞いて、やはり驚きを隠せませんでした。
まるで別人みたい…。
あったんですね…
がっつさんにも子供の時代が。
だからこそ中村さんは来店してきたがっつさんに驚きを隠せなかったようです。
その時の様子を話していると従業員さんが、『俺…、マスターが喧嘩しているとき、写真とりましたよ…。』
中村・私『えっ!?』
中村『写真!?(笑)なんで!?あの状況で!?』
従業員『いや…、なんとなく…』
中村『…、ちょっとみせて』
写真をみせてもらい、私はまた驚きを隠せませんでした…!!
一体何がどうなって、こんなことに!?
一体何が!?
何があったのでしょうか!!
NA・NI・GA!
過剰な引きで次回へ続く!
まさかのレポート③へ!
(高橋ー花)
謎の行動!がっつさんの空白の時間を追え!~レポート完~
- 2012/03/24(土) 23:01:44
HOT ROD BIRD のボーカル中村さんとがっつさんが喧嘩!?
胸ぐらを掴み合うほど、一体何をしたのでしょうか!?
話を戻すと、従業員さんが撮っていたこの写真を見て、中村さんが初めからこうなったいきさつを話してくれました
がっつさんが中村さんが経営する『MELLOW MELLOW 』に来店して、声を掛けたのにがっつさんは無視。
ビールをカウンターの隅で静かに飲んでいたそうです。
雰囲気がいつもと違うことに中村さんは気付いたそうなのですが、様子をみることに。
何せ、普段爽やかにニコニコ笑うがっつさんが、全く笑っていなかったそうです。
4月14日(土)restで行われる『あげあげバンド天国~HOT ROD BIRD VS いぬいがっつ地獄~』がもうすぐ近くに迫っているのに、その話題にも触れず『変だなぁ』と思っていたそうです。
それもそのはず。
がっつさんが今『精神不安定』な状態であることは、中村さんは全く知らないのですから。
ライブ前に、行方不明であったことも…。
お客さんの注文が落ち着いて来たころ、中村さんがいよいよ話し掛けたそうです。
『がっつどうしたの??なんかあった?』
沈黙を守るがっつさん。
『……。』
『絶対何かあったしょ(笑)!明らかにいつもと違うもん(笑)!』
『…。』
それでも、中村さんは同級生のよしみもあって、話続けていたそうなのですが、がっつさんは口を開かず。
『ほら~!前にボクシングやってた時みたいにガッツだしてや~!お前ガッツあるからがっつなんだべや~!(笑)ガッツ石松だべやー!(笑)』
『ガッツあるから……がっつ……?』
がっつさんがこの時初めて口を開いたそうです。
そして、ぶつぶつと何かいい始めたそうです。
がっつさん『……!!…!…!』
中村さん『え?何??聞こえない!』
がっつさん『…う!ち……!』
中村さん『は!?なんだって??うんち!?もいっかい言って??』
がっつさん『…がう…!ち…う…!』
中村さん『全然聞こえないって!(笑)』
がっつさん『何回言ったらわかるんだ!!僕はガッツがあるからがっつなんかじゃない!!がつがつしてガッツがあるからがっつなんだ!!』
中村さん『……??』
がっつ『……。』
中村さん『いや…、いいんじゃない?だから…ガッツあるからがっつなんでしょ…??』
がっつ『…?……??……。そうだよ!?その通りだよ!?何??え?!何!?ダメ!?ガッツあったら!?中ちゃんそんなに俺のこと嫌いなの!?』
中村さん『は?!ちょっと待ってや(笑)!誰もんなこと言って……(笑)!』
がっつ『え?!ちょっと待って!…なんで今一回靴みたの!?』
中村さん『だからなんなんだよおまえ(笑)!なんも見てねーよ(笑)』
がっつ『い~や!見たね!君はカ・ク・ジ・ツに見た!そ~うだよ!どうせこの靴は3年ぐらいはいてますよ!え~え~!そうですよ!穴も空いてますよ!冬なんて靴下びしょびしょだよ!……だけどね…!この靴はまだ履けるんだ!悪い!?もったいないじゃないか!』
中村さん『だから見てないって(笑)!おまえの靴下事情なんて知らねーよ!(笑)』
がっつさん『なんだよ』
ーがっつさんが中村さんの肩をドンと押すー
中村さん『なんだよ』
ー中村さんも、がっつさんの肩を押すー
がっつさん『…って!なんだよそんな強くやってねーよ!!』
ーがっつさん、中村さんを強く押すー
中村さん『ってーな!』
ー中村さん、がっつさんを強く押すー
がっつさん『この…!やるか!?』
中村さん『…!やるか!?』
そして二人はこうなった!
『まてぇい!』
二人『……!』
突如表れた謎のおじいさん!
『この勝負の続きは…、あげあげバンド天国で…、じゃろ…??』
がっつさん『あなたは…!』
謎のおじいさん『拳で喧嘩するのも悪くないが、おまえさん達には音楽がある…。そうじゃな…??』
二人『……。』
謎のおじいさん『音楽人たるもの、何故音で勝負せんのじゃ!よく考え~い!!……この勝負はあげあげバンド天国に持ち越しじゃ…。わかるな…?』
がっつさん『……おじいさん…。』
謎のおじいさん『ほっほっほ…。体は大事にな。』
謎のおじいさんは去っていった…。
がっつさん『よぉ~し!!絶対負けねーからな中ちゃん!!勝負は4月14日(土)restにて、18:00からのあげあげバンド天国に持ち越しだー!!あと三週間!首をながーくして待ってな!ズタズタにしてやんよ!!はっはっはっ!』
中村さん『…。』
がっつさん『ところで…、あの人誰…??知ってる?』
中村さん『いや…。』
がっつさん『ふーん…。まぁいいや!それじゃあまたな!アディオス!!』
中村さん『あっ!ちょっと待って!お金…』
がっつさん『ああ!ごめんごめん!……。はい!これ!ご馳走さま!飲み放題プランで2000円だよね!?本当安いよね!大通りの郵便局の手前の《MELLOW MELLOW 》は
!お陰様でいいお酒が飲めました!おいしかったです!』
そしてお金を渡し……、
がっつさん『……ということで、首をなが~くして待ってるといい!は~っはっはっ……!!』
というと、ドアを開け、去っていったらしい…。
このことを振り替えって、中村さんはこう言った。
『あいつ…変わりましたよ…。えぇ…。』
その目はどこか淋しげでした……
ということで、謎の行動!がっつさんの空白の時間を追え!~レポート完~が終了です!
がっつさんが姿を消して、町中で、保護されるまでの数時間の間の真相が明らかになったわけですが…
一言言わせて頂くと……
あげあげバンド天国は絶対熱くなること間違いなし!
4月14日(土)!
4月14日(土)!!
4月14日(土)は、みんな帯広restに集合だ!
いいかいネットの前のみんな!こんな二人が、二つのバンドのガチンコ勝負を見られるのは……、そう!あげあげバンド天国だけだ!
あげあげバンド天国だけなんだ!
さぁ!君も今すぐ予約だ!
(高橋ー花)
ちょっと休憩のコーナー!
- 2012/05/04(金) 11:04:23
みなさんどうもこんにちわ!はじめまして!この『がっつワールド研究所』のがっつです!
…??
えーと、今この文章を書いている『がっつ』は、サイトを見た僕が高田に憤慨して、がっつワールド研究所に乗り込み、パソコン使ってかいているのではなくて、えーと…、何て言うんでしょうかね?(笑)
これを書いているのは僕であって僕じゃないというか、…んー…、いや、僕は僕なんですけどね!(笑)
あ!
『このがっつワールド研究所そのものをかいている』がっつです!←これです!(笑)スッキリしました!(笑)
改めてましてこんにちわ!(笑)
いつも僕のブログ『がっつワールド研究所』をご覧頂きありがとうございます!
ブログが2011年11月から(あ!1ばっかりですね!なんか嬉しい!)始まってから、初めて顔を出すので、…いや!ブログの中には登場しているんですけどね!どちらも僕であって…いや、もういいですね(笑)置いておきます(笑)
とにかく初めて顔を出すので、どこから話したらいいものか少し悩みます。
というより!自分の書いたブログ?小説?を見てもらえて、本当に嬉しいです!
『見学生』というカウンターが増えていってるのをみて、
『ああ!すごい!ネットってすごい!これを見ていることがわかるんだ!現代技術はなんてすごいんだ!線がどこにも繋がってないのに!』と思うのと同時に、
『嬉しい!!本当に嬉しい!!ありがとうございます!!楽しんで見てもらえてるかな??とにかくもっと書こう!』と、やる気を出させてもらってます!見てくれている方、本当にありがとうございます!
『がっつワールド研究所』は僕が書いていたって気付いてました!?(笑)
『がっつワールド研究所とは…』というところの、長~い文章の最後に書いていたんですが、ちょっとした僕の遊び心で、『読む気の失せる程長ったらしい文章のとこに、この世界観における重要なキーワードをのせる』という、『一体何人が気付くかな…ケケケ…クエスト!』を実は開催していました!
しらねーよ!って話ですね!(笑)
はい!ごめんなさい!(笑)完全な遊び心です!
気まぐれにまた『ケケケ…クエスト!』をやっていきますので、というかあといくつも散りばめていますので、定期的に答えを発表していきますね!ちなみにスルーしても全く影響はございません!(笑)
ということでこれは、僕の妄想を限りなく現実に散りばめてみた『現実妄想』の話です!(笑)
現実妄想なんてことばあるんでしょうか!?(笑)
ということで本題にはいります!『何故本人そのものが出てきたのか』にもつながります!
~がっつワールド研究所の重要なお知らせ~
①次回からしばらく、『僕自身』がブログを書きます!製作日誌みたいに!
いいわけ→内容に行き詰まりを感じた等という理由ではありません!むしろ順調です!理由は『諸々の作業がおいつかなくなってきたから』です!
ブログを初めて約半年!ここにきて禁じ手をつかうという(笑)なんと情けない!それぐらい僕は今ギリギリです!あぁ悔しい!!本当に悔しい!!(笑)ホットロッドバードに『恥ずかし写真』を撮られて本当に悔しい!…あ!ちがいますね…!(後日高田がアップすると思います)
まるでアニメーション映画の途中に監督が『あー、どうもこの映画をご覧のみなさん。楽しんで頂けてますでしょうか?監督の●●です。どうですか?面白いですかね?これ?』みたいな変な感じしてますよ僕は!!(笑)
でも、いい機会なので、ちょくちょく『ちょっと休憩のコーナー』をやりたいなと思います(おっ!頭柔らかい!よっ!柔軟男!)!
現実をファンタジー妄想することに割かれる時間の確保が今はちと厳しいのです。ですが、妄想時間をやめればそりゃもうスラスラかけるので、今はそうしたいと思います!
もしも、仮に、いないかもしれないですが、話の展開を楽しみにしていた方は、すみません…!
何の作業…??そうです!あげあげバンド天国その他諸々です!
ですから、高田や藤森さん等はちょっとバランスがとれるまで、出てこないということになります!
②ちょっと休憩のコーナーの期間、コメントをオープンします!!
理由→どんなことでも結構です!質問もバンバン答えます!…というか是非聞いてみたいです!(笑)初期のドラゴンボールの単行本の巻末にあるコーナーみたいな(笑)もしよければ是非書いてください!
あ!ちょっと待ってください!どんなことでもはやめます!誹謗中傷はやめてください!思い出しました!
僕は過去に『ワンダー軍』というさわやか青春バンド(オリジナル曲)をくんでたんですが、サイトを作ったことがあったんです。
…その掲示板がひどく荒れましてね…。えぇ。
ガラスのハートをもつ僕は…もう一度いいます、『ガラスのハートをもつ僕は』(←強調しました)それの原因六割でサイトを閉鎖するという
じゃあやるなって話ですね!(笑)
いや…、確かにそうですね…。
ん~…。
そうなんですよね~…
やっぱり有りの方向で!(笑)
ニコニコ動画でかなり叩かれた僕は、三日間落ち込んだ僕は…いや、それはいいとしてちょっとやそっとじゃ折れませんよ!
大丈夫です!
僕は
大丈夫です!(笑)
この『ちょっと休憩のコーナー』いわゆる、僕自身がリアルしか書いてない時のみにオープンしますので!
もし誰も書き込みが無くても…
大丈夫です!
…ということで、がっつワールド研究所は林さんが行方不明で、高橋さんも連絡がつかない等、通称『ノロイウタ事件』から奇妙な展開へと向かっておりますが、再開まで、僕自身の活動記録をご覧頂ければな、と思います。
がっつワールド研究所は、はたしてこのまま高田が引っ張っていってしまうのか!?林代表は?!高橋は!?次号をまて(ジャンプ風)!
それでは次回より、『製作日誌』を書いていきます!
よろしくお願いしますね!
(がっつ)
~ちょっと休憩のコーナー~第三号!
- 2012/05/12(土) 02:23:29
今日は、まず、HOT ROD BIRD 『PIN DOWN』を練習しました!
5月26日に行うあげあげバンド天国のオープニングアクトの為ですね!
僕らいぬいがっつ地獄、まけたので!(泣)
まるで鬼のようなダウンピッキングに途方にくれてます…!(笑)
あっ…!遅れました!どうもがっつです!
引き続き、『ちょっと休憩のコーナー』が続きまーす!
そうなんです!勝負にまけると、『相手バンドの曲をコピーを、次回のあげ天オープニングアクトで披露する』というバツがあったからなんですよー!(笑)
自分らもまけたからには、いさぎよく本気でコピーします!!(できる限り!)
それから今日は色々な作業しました!
まずは、あげあげバンド天国の、煽りVTR を製作していました。
写真はさすがに公開はできないですが、こんな道具で今回は作っています(笑)僕らなりの『宣戦布告・煽り』第2段です!(笑)
きりのいいところでやめて、次に、フライヤー兼ポスターの最終チェックです。
完成しました。明日はこれをコピーしていきます。
そして、パンフレット作成です。今回ももちろんパンフレットはあります!
是非、5月26日にご都合の合う方は、パンフレットもお楽しみに!
遅れましたが、詳細も近々アップします!
作業の順番は違えど、遅らせながらチケットも完成しました!
幾つか変更点があるので、元のチケットの上に、変更箇所をシールでつけています。
今日はこんな所で切り上げました。
なんか眠たいな…と思ったら、気づけば1時30分を回っていました!寝なくちゃ!
不本意ながら非常に簡単な日報になってしまいました!
簡単な…??いや、こういうササッと書いた今回みたいな書き方が、本来はよくみる普通のブログっぽい感じなのでしょうか?(笑)
このぐらいの量の方が見易いでしょうかね??どうでしょうかみなさん??
好きなようにすれば?って話ですね!そうですよね!(笑)了解しました!ありがとうございました!(←??)
それではみなさん、夢の中でおあいしましょう!
おやす…
会いたくないですね!僕は何を言い出したのでしょうか!(笑)
わかりました!今日は夢の中にはお邪魔しないです!(←??)
とにかく、みなさんごきげんよう!(笑)
(がっつ)
『ちょっと休憩のコーナー』終了!
- 2012/08/05(日) 23:13:51
7月24日のブログでも書きましたが、『7月28日のライブが終わったら、このブログでちょっとしたことをする』と僕は申しておりました!
そして、実際にライブが終わったので、その、『ちょっとしたこと 』をしようと思います!
これをします!→
①『ちょっと休憩のコーナー』がおわり、本来の『がっつワールド研究所』を次回より、再開します!
説明~
この、ブログ『がっつワールド研究所』は、本来、林双盛さんや、高橋一花など、研究所スタッフが、がっつの曲制作課程をドキュメントするという内容のブログでした!
しかし5月4日のブログで、私がっつが多忙のあまり、禁じ手を使います。『ちょっと休憩します~』と、このブログの全て(林双盛などを)書いている、いわゆる作者本人がでてきて、『しばらく普通にブログかきますね、僕』と発表しました。
その『ちょっと休憩のコーナー』が、2012年5月4日から今日まで続いていたということになります!
それを、生活が落ち着いてきた為、次回から再スタートする、というわけです!
ですから、次回からコメントを閉じようと思います!また、『ちょっと休憩のコーナー』の時に、コメントをオープンしようと思っています!
こころあたたまる沢山のコメント、ありがとうございました!
『心臓探し』あたりから、林双盛や高橋一花が行方不明になり、がっつワールド研究所はなにやら不穏な方向へと向かっていたわけですが、再スタートするにあたって、見返していたわけですが、こう時間が離れてしまったら、恐らく、見てくださってる方々はわけがわからなくて、『誰も話についてこれないんじゃ…!あわわわ…!』と僕は思いました!
このストーリーの流れでやりたかったことや狙いは、今も変わらずあって、書こうと思えば書けるのですが、なかったことにして、やり直した方がいいんじゃないかなぁ、と。
だけど、今までに書いていたものをぶん投げるのも僕は好きじゃありません!
そこで思い付いたのが…
『よし!最終回をかこう!うん!そうしよう!なんて頭がいいんだ僕は!そして第二部をスタートしよう!』
というものです!
すなわち、こうなります!→
②がっつワールド研究所第一部が最終回を迎えます!そして終わり次第第二部スタートします!
以上の2つを、これからやっていきます!
楽しんで見て頂ければ幸いです!
しかし…、これどうやって最終回を書けばいいんだろう…
林双盛さんはノロイウタの解読中に、行方不明…
警察の一斉捜査…
がっつの精神崩壊の謎…
林双盛さんの不可解な行動の謎…
壁一面に血の色で書かれたお経の文字の謎…
高橋一花は何故行方不明に…?
高橋一花の元に、定期的にかかってきた謎の無言電話…
あげ天イベントの前に出てきた、あの謎のおじいさんは一体誰…??
ん~…
どうしよう!?(笑)
みんなどこに行ったんだ!?(笑)
まぁ、そ・ん・な・こ・ん・な・で…
次回、がっつワールド研究所、最終回~第一部完~こうご期待!!
がっつワールド研究所の、これまでの謎が全て解決!!?まさかまさかの最終回!
より最終回を楽しみたい人は、過去ブログを要チェックだ!!
みんな!絶対みてくれよな!!
(がっつ)
暗雲
- 2012/10/12(金) 09:02:44
がっつさんとアポイントがとれないまま約2ヶ月が過ぎた。
がっつさんが最後にライブをしてから約3ヶ月
がっつ事務局およびがっつさんから音沙汰がない
がっつ事務局藤森さんに幾度となく連絡をしたものの
『もう終わりだわ…、もう終わりよ…』
と呟くのみ。
一体がっつ事務局では何が起きているのか。
風の噂では、がっつさんがスランプに陥り、活動意欲を失ったと聞く。また、方向性を見失い、自分を見失ったとも噂されている。
研究所チームの高橋は放心状態。
がっつワールド研究所はがっつさんが動かないと動けない。
状況は困難を極めた。
また、いぬいがっつ地獄のメンバー、いぬいさんや地獄坂電柱さんにも話を伺ったが、固く固く口を閉ざすのみ。
私は真相を突き止めなければならないと思った
それは、仮にもし本当であったとしても、私はこのがっつワールド研究所自体をきちんとした形で解散せねばならないからだ。
わたしは今日もがっつ事務局に連絡をする。
返答は変わらない。
がっつさん…、一体なにをやっているんだ…。
(林双盛)
真夜中の伝言
- 2012/10/16(火) 08:43:16
新しい情報が入った
昨日遅く、がっつワールド研究所に、突然がっつ事務局の藤森亜依さんが、訪れてきたのだ。
『がっつ事務局を解散することになったの』
と、藤森さんは言った。
藤森さんはそう言うと、席を立ち、バックを肩に掛け、立ち去ろうとしていた。私は引き止めた。
コーヒーをすすり、長い沈黙の後、藤森さんは事務局の解散の理由、そしてがっつさんのことを、ポツリポツリと話始めた。
どうやらがっつさんの噂は本当らしい。また、私が想像しているものより、事態は深刻だった。
今年の七月、『自分のやりたいことがわからなくなってきた。何を描けばいいのか全然出てこない』と作業部屋から出てきたがっつさんがそう呟いていたことを、藤森さんはひどく落胆したかのように語った。
またあるときは、がっつさんが『人がこわい』と言い出していたらしいのだが、『何を言ってるの』と、私は取り合わなかったのだ、と藤森さんは言う。
自分の責任だ、と藤森さんは自分を責める。
今現在がっつさんは、がっつ事務局にも顔をださないらしい。
何度も自宅を訪問したが、いずれも無駄足。
ちなみに私も訪れている。
がっつさんは過去にもこういったケースはあるのかと私は聞いたが、同じようなケースはないらしい。
藤森さんは過去初めてのこのことに、大きな不安を隠せない様子だった。
がっつさんが創作しない日がつづいたことで、がっつ事務局の解散は上の方が判断したようだ。
ものを産み出してゆく創作者は、自分の心情や身の回りの様々な物に対し、独特の深い注意を向けるとによって脳が触発され、刺激を受け、ものを産み出してゆく。それは創作意欲あってこそだ。
がっつさんの場合もそれは例外ではなく、基盤としては同じだ。
ただ、がっつさんの場合は受けた刺激を架空世界に、ファンタジーの世界に置き換えて創る人というだけだ(そこにがっつさんのセンスが見え、私はそこが面白い)。
しかし、世界中多くの、なんらかの創作者は、おそらくがっつさんと同じ悩みの時期、創作意欲を失った状態を幾度となく経験しているはずだ。
自分の全てを出し尽くして燃焼した場合、また、創る意欲を失うほど朽ちた時、なんらかの理由で創られなくなってしまったとき、創作者は一体どういう行動をとり、どう復活への道をたどっているのだろうか。
果たしてがっつさんは、回復するのだろうか。
がっつ事務局は今年一杯をもって解散するつもりで考えているらしい。
事務局スタッフに給与が払えないらしい。
過去、たくさんの挑戦的な企画を続けてきたがっつ事務局。終わる時というのは、こうもあっけないものか。
積み上げるのは難しくとも、崩すことは至極容易とはよく言ったものだ。
後日二人でがっつさんの自宅に行ってみようということになり、藤森さんは夜の景色に消えた。
私は…、レポートしようと思った。例えがっつワールド研究所が解散したとしても。
がっつさんが回復していくなら、この大事なスランプ時期はドキュメンタリーの醍醐味になる。
もがいている姿こそ、欲しいものだ。
がっつワールドはどのようにして創られていくのか。生まれていくのか。
悩んでいるときこそ、それを乗り越えた時、次なる段階へとステップアップしてゆく。
私はそこを逃したくない。
それと、やはり信じていないのだろう。私自身。
がっつさんがこのまま終わってしまうということを。
(林双盛)