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暗雲

  • 2012/10/12(金) 09:02:44

がっつさんとアポイントがとれないまま約2ヶ月が過ぎた。


がっつさんが最後にライブをしてから約3ヶ月

がっつ事務局およびがっつさんから音沙汰がない

がっつ事務局藤森さんに幾度となく連絡をしたものの

『もう終わりだわ…、もう終わりよ…』

と呟くのみ。

一体がっつ事務局では何が起きているのか。

風の噂では、がっつさんがスランプに陥り、活動意欲を失ったと聞く。また、方向性を見失い、自分を見失ったとも噂されている。


研究所チームの高橋は放心状態。
がっつワールド研究所はがっつさんが動かないと動けない。

状況は困難を極めた。


また、いぬいがっつ地獄のメンバー、いぬいさんや地獄坂電柱さんにも話を伺ったが、固く固く口を閉ざすのみ。





私は真相を突き止めなければならないと思った


それは、仮にもし本当であったとしても、私はこのがっつワールド研究所自体をきちんとした形で解散せねばならないからだ。


わたしは今日もがっつ事務局に連絡をする。


返答は変わらない。





がっつさん…、一体なにをやっているんだ…。



(林双盛)

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真夜中の伝言

  • 2012/10/16(火) 08:43:16

新しい情報が入った


昨日遅く、がっつワールド研究所に、突然がっつ事務局の藤森亜依さんが、訪れてきたのだ。





『がっつ事務局を解散することになったの』


と、藤森さんは言った。

藤森さんはそう言うと、席を立ち、バックを肩に掛け、立ち去ろうとしていた。私は引き止めた。




コーヒーをすすり、長い沈黙の後、藤森さんは事務局の解散の理由、そしてがっつさんのことを、ポツリポツリと話始めた。





どうやらがっつさんの噂は本当らしい。また、私が想像しているものより、事態は深刻だった。



今年の七月、『自分のやりたいことがわからなくなってきた。何を描けばいいのか全然出てこない』と作業部屋から出てきたがっつさんがそう呟いていたことを、藤森さんはひどく落胆したかのように語った。


またあるときは、がっつさんが『人がこわい』と言い出していたらしいのだが、『何を言ってるの』と、私は取り合わなかったのだ、と藤森さんは言う。
自分の責任だ、と藤森さんは自分を責める。


今現在がっつさんは、がっつ事務局にも顔をださないらしい。


何度も自宅を訪問したが、いずれも無駄足。
ちなみに私も訪れている。


がっつさんは過去にもこういったケースはあるのかと私は聞いたが、同じようなケースはないらしい。


藤森さんは過去初めてのこのことに、大きな不安を隠せない様子だった。

がっつさんが創作しない日がつづいたことで、がっつ事務局の解散は上の方が判断したようだ。






ものを産み出してゆく創作者は、自分の心情や身の回りの様々な物に対し、独特の深い注意を向けるとによって脳が触発され、刺激を受け、ものを産み出してゆく。それは創作意欲あってこそだ。


がっつさんの場合もそれは例外ではなく、基盤としては同じだ。

ただ、がっつさんの場合は受けた刺激を架空世界に、ファンタジーの世界に置き換えて創る人というだけだ(そこにがっつさんのセンスが見え、私はそこが面白い)。


しかし、世界中多くの、なんらかの創作者は、おそらくがっつさんと同じ悩みの時期、創作意欲を失った状態を幾度となく経験しているはずだ。


自分の全てを出し尽くして燃焼した場合、また、創る意欲を失うほど朽ちた時、なんらかの理由で創られなくなってしまったとき、創作者は一体どういう行動をとり、どう復活への道をたどっているのだろうか。



果たしてがっつさんは、回復するのだろうか。



がっつ事務局は今年一杯をもって解散するつもりで考えているらしい。
事務局スタッフに給与が払えないらしい。



過去、たくさんの挑戦的な企画を続けてきたがっつ事務局。終わる時というのは、こうもあっけないものか。


積み上げるのは難しくとも、崩すことは至極容易とはよく言ったものだ。



後日二人でがっつさんの自宅に行ってみようということになり、藤森さんは夜の景色に消えた。




私は…、レポートしようと思った。例えがっつワールド研究所が解散したとしても。


がっつさんが回復していくなら、この大事なスランプ時期はドキュメンタリーの醍醐味になる。
もがいている姿こそ、欲しいものだ。

がっつワールドはどのようにして創られていくのか。生まれていくのか。

悩んでいるときこそ、それを乗り越えた時、次なる段階へとステップアップしてゆく。


私はそこを逃したくない。



それと、やはり信じていないのだろう。私自身。
がっつさんがこのまま終わってしまうということを。



(林双盛)

鼓動

  • 2012/10/21(日) 00:30:32

私は今日、がっつ事務局宣伝部藤森さんと共に、がっつさんの自宅を尋ねた。

しかし、がっつさんは出てこず。顔を出したのはがっつさんのお母さんだった。

『ちょっと具合わるいみたいなんです。せっかく来てもらったのにいつもすみませんね、伝えておきますので…』

と、とてもさわやかな笑顔で返答するがっつさんの母。がっつさんの笑顔はきっと母親似だ。まるでがっつさんがそこにいるようだ。



『わかりました。また来ますね。それでは失礼します』と藤森さんが言い、がっつさんの母がドアを閉めようとした時、私は2、3質問があると言い、がっつさんの母を呼び止めた。

質問内容と返答を以下にまとめる。がっつさんの進展をきくことができた。私はそれを聞いて鳥肌がたち、非常に嬉しく思った。がっつさんは音楽をやめていない。


・がっつさんはギターを弾いている??

『最近上で(部屋で)ジャカジャカ弾いてますね。でも聞いたことないのばっかりです。』


・がっつさんは歌っている??

『いや…、最近は歌声は聞かないですね。あ…、言葉はわからないですが、なんか言いながらやってることもありますね。』


・がっつさんの最近は?

『ん~…。そう言えば、漫画とか映画はすごくみてますね。本当久しぶりなぐらい。ここ2、3年全くなかったから。』


・何の漫画や映画を?

『ヒトラーはすごく借りてましたね。あと、踊る大捜査線?あれは映画も見に行って、ドラマを一番目からかりて一緒にみましたね。漫画は…、昔から持ってるものをまた見たりしてましたね。だから、ドラゴンボールみたいなものから…、あ!宮崎駿のものを見てましたね。』






いつの日かがっつさんは『最近は吸収出来ていないんです。(過去ドキュメンタリー参照)』と言っていた。


刺激やインスピレーションを吸収しているのだろうか…??


新しい世界を再び産み出す為に…。



がっつさんが復活してほしいという私は、主観的な考えをしてしまうが、今日、がっつさんのお母さんの話を聞いて、胸が踊らざるを得なかった。




がっつさんは、静かに動き出している。


(林双盛)

それぞれの夢

  • 2012/10/28(日) 00:10:10

今日、18時30分頃再び藤森さんとがっつさんの実家を訪ねたところ、なんと、がっつさん本人が玄関越しに顔を出した


初めがっつさんは宅配便と勘違いしていたようで、さわやかな笑顔で『まいさんです~!(毎度さんの意)』と出てきたが、我々を見るなりすぐに邪険な顔に変わり、『何の用ですか?』と声のトーンが変わった。



がっつさんの顔を見るのは実にひさしぶりだ。
私はすぐにカメラを用意し、がっつさんの今を写真におさめようと、カメラを構えた。



するとがっつさんは

『何とってるんですか!?やめてください!』と声を荒げ、カメラに手を伸ばした。









この時写真をとれたのは上の二枚のみ。
躊躇わず掲載しようと思う。



その後がっつさんがドアを閉めようとした時、今度は藤森さんが大きく声を荒げ、がっつさんの頬を平手打ちした。




『あんたいい加減にしなさいよ!あんたのせいで…!!あんたのせいで!!……!中途半端に夢みさせないでよ!!』



場は騒然とし、一瞬の緊張が走ったが、がっつさんがこう言い捨て、ドアは再び閉まられることになった。


『僕だって…、辛いんです…。』


(林双盛)


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