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『タケヒコ殿!タケヒコ殿!

  • 2014/02/03(月) 08:42:42

高橋『タケヒコ殿!タケヒコ殿!お会いしとうございました!私です!コユキです!あぁタケヒコ殿!!!』




林『ななななんだ!?お、おい、高橋!くっつくなって!』



高橋『まさかめぐりめぐって、この時代に生まれかわっているとは・・・!なんたる運命のイタズラでしょう!いや・・・・、ここでお会いするのも宿命に違いありません・・・!懺悔させてくださいっ・・・・!!!』





林『・・・・。ないてる・・・。』





高田『・・・・タケヒコって誰っすか??』






高橋『死後、魂となり、それでも愛の執着が振り払えず、仏の道を外れ、とうとう・・・!長い年月が経つにつれ、私はっ・・・・私はっ・・・・!!!あさましい・・・・妖怪にっ・・・・!!』




高田『な、何言ってるか全然わかんねっす・・・。いや・・・、わかるけどわかんないっす。イタコ?』





林『やはり高橋じゃないな・・・。』





高田『えっ?高橋じゃない?』






高橋『ありとあらゆるところを探しました・・・・!!地獄界はもちろん、天上界も!魂となってももう一度そなたにお会いしたくて・・・!!でも・・・、あなたは何処にもいなかった・・・・。』




林『す、すまん』




高田『ちょっと代表!なに謝ってんすか(笑)!』


林『はっ!』

高田『あなたはタケヒコ殿じゃないっすから!』




林『なんとなく謝ってしまった・・・・。』




高田『勘弁してくださいよ!こわいっすよみんなして!』






高橋『・・・・。








こんな私はもう・・・・抱いてはくれませぬか・・・・??





私を・・・・きつく抱いて欲しい・・・・』






林『ど、どうすりゃいいんだこれ』





高田『だめっすよ!わかんないっすけど体は一花ちゃんのなんすから!俺の目が黒いうちはだめっすよ!』






高橋『しかし・・・何故ここでタケヒコ殿に会ったのだ・・・・??仏の何かのハカライ・・・?何のハカライ・・・・??』





林『ハカライ・・・・??』





高橋『あーー!!わからぬ!!全然何を意味しているのかわからぬ!!!』



林『こ、コユキさん??』




高橋『・・・・っ!!コユキで結構でございます!!さん、などともったいない!!』

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『そ、それじゃあ・・・・

  • 2014/02/17(月) 11:57:10

林『そ、それじゃあ・・・コユキくん』



高田『ぷっ。コユキくんだって(笑)』





林『こほん。一度落ち着こう。そして、説明してくれないだろうか?』



高橋『説明・・・でございますか?』



林『あぁ、もうしわけないが、僕はタケヒコさんの記憶を忘れているらしい。だから君がどうやってここにくることになったのかとか、タケヒコさんのこととか、諸々の経由を教えてほしいんだ。コユキくん・・・、ごめんよ忘れてしまって・・・。』




高田『なんかものすごい話になってきたっすね(笑)ワクワク!



林『・・・。おまえも一応当事者なんだからな。ヒトゴトみたいに!』



高橋『いえ・・・・。当然でございます。多くの人間は、死後、サラソウジュという大木の元で、魂が浄化されますゆえ。当時の記憶がなくて当然のことでございます・・・。』



高田『魂が浄化って・・・。死んだら消えっちゃうもんだとばっかり・・・。そしたら何?ほんとに地獄とか極楽ってあっちゃう系っすか??




高橋『もちろんあります。』




高田『えっ!?えええ~~!!!まじっすか!えー!すげー!!え、なになに、じゃ、じゃあもしっすよ!?もし!仮に・・・』



林『お前ちょっと・・・。』





高田『ちょっと??』






林『空気を・・・。もう少し・・・。』







高田『あっ!すみませんっす!(笑)慎ちゃん興奮しちゃいましたっ(笑)てへぺろ(笑)』



林『すまない。続きを・・・。』




高橋『はい、タケヒコ殿。

記憶がない・・・。そんなこと分かっておったのですが・・・、タケヒコ殿の生き写しのようなお姿を目の当たりにして、少々取り乱してしまいました。数々の無礼、申し訳ありません。』





林『そんっなに・・・似てるの?』



高橋『似ているというよりも、そのものでございます。その低くて美しい声も・・・すべてを優しく包んでくれるその雰囲気も・・・全部・・・。本当になんの因果か・・・。噂は本当だったのか・・・。





林『噂?』






高橋『いえ、すみません。こちらの話でございます。』






林『・・・・。』







高橋『タケヒコ殿・・・、あなた様との出会いは・・・

遥か昔にさかのぼります・・・。








長い話になります・・・。






それは、かつて私が人間だったころの話です。』

『私が人間として』

  • 2014/02/24(月) 08:02:38

高橋『私が人間として生まれたのは、遥か昔、藤原氏一門が栄えた貴族政治の時代のころです。』



林『藤原氏?藤原ってあの?兼実とか鎌足とか?』



高橋『カネザネ?はちょっとわかりませんが、鎌足は一代目のことかと存じます。左様です。その何代目だかわすれましたが、藤原四兄弟が実権をにぎっていたその時代に、私は生まれました。』



高田『なんか歌うたってたやっつっすよね??覚えてるっすよ俺!(笑)なんか、足りないものは俺にはないよ~的な!(笑)』




高橋『・・・??でも歌は詠んでたみたいですね。』




高田『いいな~!ものっすごく華やかでおっとりした生活してたんすよね~!うらやましいっすー!』




高橋『華やかなのは上流階級の貴族や朝廷だけです・・・。』



林『えっ?あの頃ってみんな落ち着いてたイメージがあったのだが。和やかで・・・。』



高田『そうっすよねー!?俺もそんなイメージしかないっすよ!』




高橋『・・・・。管弦を楽しんだり、歌を詠んだり、恋愛にいそしんだり、宴会したり・・・。

上流階級に生きるもの達はその通り、さぞ華やかに暮らしていたことでしょう。


しかし、私達一般庶民の人間はというと、そうではありませんでした。



疫病は流行り、



容赦ない税がかけられ、




常に餓えに苦しみ、






盗賊は横行し・・・、




地獄そのものの生活を送っていたのです。』


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