- | ホーム |
『そ、それじゃあ・・・・
- 2014/02/17(月) 11:57:10
林『そ、それじゃあ・・・コユキくん』
高田『ぷっ。コユキくんだって(笑)』
林『こほん。一度落ち着こう。そして、説明してくれないだろうか?』
高橋『説明・・・でございますか?』
林『あぁ、もうしわけないが、僕はタケヒコさんの記憶を忘れているらしい。だから君がどうやってここにくることになったのかとか、タケヒコさんのこととか、諸々の経由を教えてほしいんだ。コユキくん・・・、ごめんよ忘れてしまって・・・。』
高田『なんかものすごい話になってきたっすね(笑)ワクワク!』
林『・・・。おまえも一応当事者なんだからな。ヒトゴトみたいに!』
高橋『いえ・・・・。当然でございます。多くの人間は、死後、サラソウジュという大木の元で、魂が浄化されますゆえ。当時の記憶がなくて当然のことでございます・・・。』
高田『魂が浄化って・・・。死んだら消えっちゃうもんだとばっかり・・・。そしたら何?ほんとに地獄とか極楽ってあっちゃう系っすか??』
高橋『もちろんあります。』
高田『えっ!?えええ~~!!!まじっすか!えー!すげー!!え、なになに、じゃ、じゃあもしっすよ!?もし!仮に・・・』
林『お前ちょっと・・・。』
高田『ちょっと??』
林『空気を・・・。もう少し・・・。』
高田『あっ!すみませんっす!(笑)慎ちゃん興奮しちゃいましたっ(笑)てへぺろ(笑)』
林『すまない。続きを・・・。』
高橋『はい、タケヒコ殿。
記憶がない・・・。そんなこと分かっておったのですが・・・、タケヒコ殿の生き写しのようなお姿を目の当たりにして、少々取り乱してしまいました。数々の無礼、申し訳ありません。』
林『そんっなに・・・似てるの?』
高橋『似ているというよりも、そのものでございます。その低くて美しい声も・・・すべてを優しく包んでくれるその雰囲気も・・・全部・・・。本当になんの因果か・・・。噂は本当だったのか・・・。』
林『噂?』
高橋『いえ、すみません。こちらの話でございます。』
林『・・・・。』
高橋『タケヒコ殿・・・、あなた様との出会いは・・・
遥か昔にさかのぼります・・・。
長い話になります・・・。
それは、かつて私が人間だったころの話です。』
トラックバック
この記事のトラックバック URL
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
- | ホーム |