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がっつさんのライブ レポート~その②~

  • 2011/12/09(金) 01:50:29




開場し、30分もしないうちに、恐らくこの時点で80人はいるだろうか。restもかなり混み合っていた。


がっつさんは、関係者用出入り口をしきりに行ったり来たり。ストレッチを始めるなど、落ち着いた様子がなかった


がっつさんの目がキレてゆく。話掛けにくい雰囲気を醸し出していて、笑うポイントの無いように思われたポイントで、突然笑うなど、不気味な様子が相次いだ。


そして、スタジオrestからのライブを始めるにあたっての注意事項がはじまった。

注意事項は、見る人、出る人が楽しく時間を過ごせるように、一般的なマナーを再確認させる内容で、開演の前に前にはほとんど必ず行われる

入り口で溜まらないこと、携帯電話の音を出ないようにすること等が丁寧に伝えられた。



この時からがっつさんが関係者用のスペースにこもり、例のイチゴジャムパンを食べ始めた。いや、喰らい始めたというべきだろうか。

目付きの悪い顔つきで、イチゴジャムパンを口で乱暴にちぎり食べている。


妖怪だった。舞台裏のがっつさんを初めて見た。

奇妙な動きをしながら舌を出し、頭を時折振ったり、そして、イチゴジャムパンを喰らう。ガツガツ、ムシャムシャと口を動かす。


いつものがっつさんとはまるで違う。集中していた。確実にトリップしているであろうことは間違いない。いや、もう別人そのものである。

「ステージに上がる」、ということ。「上がれる」ということ。それが、一般の人には上がることの出来ない場所なのだと、教えられているような錯覚におちいった。


普段のがっつさんは、とても爽やかで、好青年だ。物腰も柔らかい。私ががっつさんのドキュメントを始めてから意外に思えたその一面も、今では目を剥き出しにしているがっつさんを見ることの方が、意外な一面であると感じた。


がっつさんとの衝撃的な出会いが思い出される。
頭ではわかっていたが、がっつさんは本来そうなのだ。がっつさんは、ステージの上の唯一無二の世界観を持つアーティストだったのだ。


出会う回数が増えていくにつれて、正直、「この人は普通の人なのではないか」という思いが何処かに感じていた。


身なりも普通に今時のおしゃれ。髪型も珍しくはあるが、今の流行りなのだとは思う。会話も丁寧。一般人だ。





事件は舞台裏で起きていたのだ。





がっつさんが、一般人からステージの上のアーティストに変わっていく瞬間。

がっつワールドがいかにして創られていくのか。その一つを今、垣間見ている。
がっつさん入場のBGM 「ラストメルヘン(編曲:津田マン)」がかかり、がっつさんは椅子に腰掛け、動かなくなった。




がっつさん…。あなたは…。




そして写真をとり、私は関係者スペースを後にした。







そして、はじまった。


がっつさんはまず、体を揺らしながら通称<「がっつチューニング」を始めた。そして突然、はじまった。
不気味な笑い事が無音に響いた。

ヴぇへへ…。」


この曲は…!


人間浄瑠璃劇場だ…!!


一曲目「人間浄瑠璃劇場


「♪働かねーで金が欲しい!?  子供が出来たら墜ろせばいい!? 飽きてきたんなら捨てればいいってか!!  情けねーったらありゃしねー!!♪…」


強烈な日本語で綴られたがっつさんの新曲。

ああ、この感覚…。久しぶりだ。体がぞわぞわしてくる。危なくて危険な…。

障害者
TVの中の大人達
など、様々な危険な言葉が飛び交う。

ラストのセリフが忘れられない。
人生たったの一度きりだ
どうして人間は生きてる間に気づかねーんだ!?

おそらくセリフのある歌は「ノロイウタ」以来だと思う。

顔が皮肉で満ちている。
形相はいうまでもなく、妖怪そのものだった。


開場が静まり返った。


これをがっつさんは一曲目にもってきた…。




「みなさん、ようこそがっつワールドへ!」
挨拶があり、実に4ヶ月振りのパラレルワールドへの扉が開かれた。そして今回は、体験型パラレルワールド。


今回のライブ、私は事前に内容を一切聞いていない。だから、冷静な目でまずは純粋に楽しもうと思っていた。


「幽体離脱…。あなたは今この瞬間をもって…。」

その言葉から扉が開かれた。幽体離脱…??輪廻転生ではない…??

流れは、以下の通りである。


観客・幽体離脱→

観客の魂、札幌市へ→

棚村君という27才の男の肉体へ→

「キムチ女」「暴力女」(ニックネーム)からなる二人から告白を匂わせる連絡届く→

棚村君が二人の女性から同時に告白受けている事を知る→

どちらと交際するか観客が選択(実際に手を挙げて、多数決できまる)



そしてわずかに「暴力女」の方が票が多く、


二曲目「おてんば娘」へ

がっつさんの18番といえば、この曲だ。安定感が違う。今日のおてんば娘は少し大人っぽいように感じた。


この曲の途中で、がっつワールド研究所・高田慎之介から連絡が入って、私は外へ。

高田から連絡入るなんて、珍しく、「すぐ連絡下さい」とだけメールが書かれてた。

今日はがっつさんのライブへ、取材しに行っているのは知っているはずなので、緊急連絡となる。何かあったのだろうと私は急いで連絡した。


「どうした!?高田!何があった!?」
「代表…すみませんっす…。」

高田が泣いている…!?


「どうした高田!」
「…。(嗚咽)」

沈黙が続く。
言わなきゃわからん!緊急事態か!?
「もう…、僕どうしたらいいか…。黙っておこうと思ったんすけど…。(嗚咽)」


高田の言葉は続く。


「本当に、僕…、不甲斐ないっす…。」

「泣いてちゃわからん!怒らないからはやく言え!」

「本当っすか!?」


「ああ!怒らんからはやく!」


「マジっすか!?ガチで怒らないっすか代表!?」


絶対怒らんからはやく!







「……………………。…………………。いや絶対怒るっすよ代表~(笑)



「がっつさんのライブ中なんだよ高田!頼むから!おわっちまう!怒らんから!」


「ああ!そうでしたよね!…絶対っすよ!?実は……………。」



「ああ!実は何だ高田!?」




「………俺研究所のパソコンでエッチなサイトみてたら、なんかウイルス入ったみたいなんすよ(笑)!で、アイコンどんどん消えてく~!みたいな(笑)!あれっ…!?…やっべー!(笑)みたいな!!」




「バ…!おまっ…!…!高田ー!!」


私が高田を説教して戻った時には、がっつさんは「良い人生を!」と言って終わるところだった…。拍手に包まれステージを後にするがっつさん。

一体…何が起きたんだ…!?

観客の半数以上は笑顔だった。


「死んじゃった(笑)」と言って笑う声が聞こえる。
「幽体離脱…(笑)」
「ストレートすぎだろ~(笑)」



三曲目は「ノロイウタ
四曲目に「生きるだったらしい…。


一体何が起こったのか…。…見たかった…。
がっつさんは一体何をしたんだ…。

ライブレポート③へ続く




(林双盛)

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