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三度の飯より酒喰らえ!! レポート③

  • 2011/12/26(月) 23:14:43

屋のなかで、がっつさんがウロウロと一角を歩き始めた。

がっつさんの瞳がどんどん無くなっていき、舌をベロベロと出し始め、頭を時折ふっている。


がっつさんの本番前の様子は二回目といえども、ピリピリと緊張感が伝わって、私自身手に汗を握ってきていた。


余談になるが、私が多方面に渡り取材をしていた頃、障害の中で重度の自閉症を患った人が、部屋をぐるぐると歩いている場面を見たことがある。

これは支援者によれば、気持ちの安定を図っている一つの行動かと思われるとのことだった。



そんな事を頭によぎるが、がっつさんの場合、気持ちを高めているようにどうしても思わざるをえない。精神の集中の一つに思える。


そう。まるで、与えられる人から与える人へと変わってゆくように。



っつさんがおもむろに袋から、例のいちごジャムパンを取りだし、喰らい始めた。

動きは止まらない。


すると突然ドアが開き、clown daddy gentle show のボーカル、ヨシキさんが楽屋に入ってきた。


がっつさんを見るなり、『えっ!?お前パンくってるの!?』とがっつさんに話掛けてきた。



がっつさんの表情が一変し、動きが止まって、パッといつもの爽やかがっつさんに戻った
『はい(笑)!結構パワーつかうんで……(笑)』


『甘いもん!?ライブ前に甘いもん食うの!?甘いもん!?(笑)すげーな(笑)……。がっつの歌体力つかいそうだもんな(笑)』


また突然ドアが開き、出番の終えた帯広ブラックシープのボーカル、パーカッション担当の二方が、機材を持って楽屋に入ってきた。


『パン食べてる…(笑)』


『はい!ライブ前は必ず食べるんですよね(笑)』


『必ず(笑)!?』

『はい!セブンイレブンのいちごジャムパン。』


知らなかった。確かに前食べていたパンと似てるなとは思っていたが、お店と商品まで決まってるなんて。

そして、『楽しみにしてるね』と言い残し、また、がっつさんと二人きりになった。


私は状況を察し、その場を離れ、客席へと向かった。





れから比較的すぐに、がっつさんが、楽屋から舞台上でDJの後ろでセッティングを始めた。


胸が高鳴る。


そして、曲が終わり、舞台上にはがっつさんひとりになった。
準備がまだ終わらない様子。がっつさんが、後ろの方に向かって、『これ、抜いていいんですかぁ??』と確認をとっていた。


すると後ろで『みんながっつ待ちだぞー!おい!(笑)』と、clown daddy gentle show の方の声が聞こえた。



『♪~たっまにっはこ~うしってお前っとブッラブラ~♪』

ラブチューンだ!!はじまった!いきなりはじまった!





四番目、がっつ


2011.12.17⑥ 三度のメシより酒喰らえ!!


①ラブチューン

クスクスと笑う人や『イエーイ!』と大きな声を出す観客たち。

交際をしてからいくつもの月日が経過して、マンネリしているカップルを目線に描いた、がっつさんの数少ないラブソング、ラブチューン。曲のサビの『♪~ブラブラブラブラブラブラブラブラ~♪』というフレーズが印象的で、思わず笑ってしまう。


がっつさんが爽やかな笑顔を浮かべ、爽やかにお茶目に歌う。


この曲、実は今年4月『アコースティックナイトinスタジオrest』で発表されてからまだ今回で三回目の演奏と、まだ全くしられていない

であるのに、がっつさんはこの曲で、もう既に観客たちの意識を奪ってしまったようだ。


後半になるにつれ、どこからともなく手拍子が起こり、頭を揺らしてリズムにのる人もいた。


がっつさんのライブは、この爽やかで軽快な雰囲気で幕をあけたのだ。




動画:「ラブチューン」から「人間浄瑠璃劇場」
※『分割ファイルで再生する』で、動画が閲覧できます。有料登録の必要はありません。


意識が遠のいたかと思うほど、激しいショックをうけた。
爽やかな雰囲気の店内が、急速に張りつめてゆく。


ヴぇへへへ!!

2011.12.17② 三度のメシより酒喰らえ!!


ラブチューンが終わって拍手や笑い声、叫び声が飛び交う中、其れはまた、妖怪の叫び声とともに突然にして、はじまった。

②人間浄瑠璃劇場

がっつさんという媒体から針のような言葉たちが飛び交い、耳から脳へと体へと、五感に届いてゆく、凍てついた何か。


衝撃という他にどんな言葉があるだろう。


ラブチューンからの人間浄瑠璃劇場。この落差が信じられず、胸が高鳴ってしまう。


『♪~踊れや踊れや踊れや!今宵の肴は日本人!さぁさ踊れや踊れ…~♪』妖怪たちが酒の肴に、娑婆世にいる人間たちの愚かな姿を、天上界から見下ろし笑っているというこの曲。

人間って本当に阿呆だなぁと。

曲の後半で魂の言葉たちが胸をえぐる。『♪~もう一度やり直させてよお釈迦様~!~♪』


2011.12.17① 三度のメシより酒喰らえ!!


前回の人間浄瑠璃劇場に比べ、なんというか、ナイフのように鋭利だった。

観客たちの視線が、がっつさんに集中する。傾聴しているのがわかった。

曲の終わりになっても振り幅が大き過ぎて、まだショックを受けている人も数人いた。



曲が終わり、がっつさんが『みなさんどうも始めまして!がっつです!どうぞよろしくお願いします!!』

そしてすぐにあのフレーズが鳴り響いた!!

③宮廷のマリオネット


がっつさんが語りを入れない。いつもの世界観の説明がない。ストーリーがない。一個対の世界観がマシンガンのように次から次へと頭に入ってくる。もう実は三曲目だ。目が離せない。前回は諸事情でがっつさんのライブを見逃したが、今日は何がなんでも最後まで見よう。感じよう。見ようというより、目が離せない。

2011.12.17⑦ 三度のメシより酒喰らえ!!


がっつさんのライブを見たことない人が、今日のライブを見たら、恐らく『謎多き人物』となるのではないだろうか。 なにせ一曲一曲がまるで違うのだ。強烈なインパクトだと思う。




しぶりの宮廷のマリオネットを聞いていると、後ろから誰かが肩に、もたれかかってきた



『う~…きもちわるいぃ…。』
藤森さんだった。

『大丈夫ですか!?藤森さん!』

『林さんごめんなさい…。うー……う!うぷ!


えっ!?ち、ちょっと待って下さい!


藤森さんが酒を飲み過ぎたか、ひどく弱かったらしい。私は御手洗いへと藤森さんを連れていった。


『うー…。』


『大丈夫ですか!?全部吐いたほうがいいですよ!口に手入れて!!』


『みず…。水くださいぃ…。オロッ!オロロロ……(不適切な表情が有るため省きます。ご了承下さい)!』


『ちょっ…!ちょっと待って下さいね!今もってきます!


『☆〇◇★■▲△……(省きます。ご了承下さい。)!』



トイレから、がっつさんの演奏や観客のどよめきが聞こえる。宮廷のマリオネットが終盤に差し掛かり、終えたようだ。


④(?)

『はいっ!藤森さん水ですよ!』


『ありがとうございます~…う!……!!(ご了承下さい。)』



⑤(?)


『大丈夫ですか!?』


『……なかさすって…。』


『えっ!?なんですって!?』


『……(ご了承下さい)!』

『水がですか!?飲みたいんですか!?』


『ちが……う!……(ご了承下さい)!



『え!?たこ焼き!?』

その時、大きな拍手が聞こえてきた。


BGM が流れる。





…………。


もしかして…。





『お!なんか調子いい!吐いてスッキリしました!ありがとうございます林さん!それじゃ!また!』


藤森さんはそう言うと、スタスタと歩き、トイレから出ていった…。










藤森さんが具合良くなってよか……






本当に良かっ…







良かったれちっっくしょくっそぉおおおおおおおおおぉぉぉ
…!!!!!

(林双盛)

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