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12月4日ライブ内容構想

  • 2011/11/09(水) 23:25:46

私が音更マックに着いた頃、がっつさんはすでに先日「コハタ」で購入したノートで、制作に取り掛かっていた。

「12月4日のライブのセットリストが決まったので、内容を考えているんです。」


12月4日(日)に帯広市内のスタジオレストで行われる「松本隆博とGOLDEN EGGSのスペシャルな夜」※1
このイベントにがっつさんが出演する。


がっつさんが移動中等に度々、この日のセットリスト(何の曲をするか、又は曲順。構成のようなもの)について悩んでいたことが思い出される。

「松本隆博」さんとは、ご存じダウンタウン松本人志さんの兄である。
テレビでギターを持って歌っているところを、私自身も見たことがあった。ストレートな日本語で綴られた詩が印象深い。

その松本さんが来帯することになり、スタジオレストの方より、がっつさんに出演依頼があった、とのことだ。

セットリストが決まったのは、この2日間のことだろうか?

どのように思考して決めたのかが、出来た瞬間をとらえられなかったのが悔やまれる。



3日に一度の取材は少ないような気がする。

そもそも私は昔からそうだったような気がする。

石橋を叩きすぎて、結局渡れない。

そういえば小学生の頃もそうだった。


こども町内会の集まりの際に、テーブル毎にお菓子がおいてあった。

そのなかに一際大きい、滅多に購入出来ないお菓子があった。
私はそれに手を伸ばすべきかどうかを考えていた。
一点に、ただ一点に私はそのお菓子を見つめ、考えていた。

「もしこの大きなお菓子を小生がとったなら(私は子供のころ、自分の事を「小生(しょうせい)」と呼んでいた)、卑しいと思われるだろうか。でも欲しい・・・。食べてみたい・・・。」

子供会議が終わりまだ、お菓子を見つめていた。

すると、隣に座っていた背の高い男子が、「おっ!これも~らいっ!」と言って、ひょいと持っていってしまった・・・。

帰路の途中、私は唇をかんで後悔したのを覚えている。

・・・。この記事を書きながらなんだか子供時代がよみがえってしまった。



・・・。

話を戻そう。


「今回は久しぶりに、パラレルワールドの扉※2を開こうというのは決めていたんですが、セットリストが決まらなかったので、話の筋に取り掛かれなかったんです。持ってるもの全部出したいなと思ってたら、あの曲もこの曲もってなってしまって。」

「セットリストが決まった決め手は?」

「更に先のことを考えていたのが一つですね。おぼろ気に来年8月までどんな内容のライブをしていくかがわかってきたので、そして今何をすべきか見えてきたんです。何をやりたいかってのは大前提で。」



DSC_0251.jpg



先のことを決めてから(たどり着きたい所を決めてから)、今何をすべきかを考えていくというのは、私もドキュメンタリーをとる側からいっても同じで、共感を覚えた。

たどり着きたい所を決めていないと、収集がつかない。

一貫したテーマが映像の端々に見えていないと、価値のある、創るに値する作品は生まれていかない。

がっつさんに聞きたいことや、質問は山のようにあったので、この話の流れできいてみた。



そこまで計画的に思考する意味は?
なぜ歌をつくるのか。
パラレルワールドとは?
曲に込められた意味とは?
ライブとは?

・・・等、沢山の質問に、がっつさんはどれもこころよく、親切に、丁寧に答えてくれた。

話しは更に発展し、今日私が現地に来るまでに、白鳥が飛んでいる所をみて、もう冬なんだと思ったこと等、沢山の雑談をかわした。

がっつさんは何度もうなずき、「そうですね」等と、とても優しく話を聞いて頂けた。

そして23時を回ったころ、がっつさんは
「そろそろ・・・帰りますね。」
と言って、立ち上がった。


私はこの時、初めて気が付いた。

がっつさんの作業がまるで進んでいないことに。

「内容を考えているんです」と言っていたのに・・・。

がっつさんはなんて聞き上手なんだ。


しまった・・・。
私はがっつさんに謝った。

「がっつさん!すみません! 作業出来なくてすみません! 質問したばっかりに! 全然作業できてないですよね!?」


この日のがっつさんの作業は、私が調子に乗ってあれこれ質問をしたせいで、全く進まなかった。
私のせいだ。

がっつさんは振り返り、私にこう言った。
「大丈夫ですよ。大丈夫。・・・、もういいですか?帰って。」

「!」

「やることが山積みになったもので。・・・誰かさんのせいでね。

がっつさんが怒っている!


そして私は聞いた。

ドアを開ける際に、がっつさんが舌打ちしたのを!


がっつさんを・・・怒らせてしまった・・・。




(林双盛)




「松本隆博とGOLDEN EGGSのスペシャルな夜」※1

日時 : 12月4日(日) OPEN 17時30分 START 18時00分
場所 : 帯広レスト(帯広市大通8丁目 さいかわビル地下1階)
チケット料金 : 前売予約 1500円 当日 2000円
出演者 : がっつ  関啓太  松本隆博  C.l Project  mish・mash

 

パラレルワールドの扉※2

知る人ぞ知る、がっつさんの独特なライブのスタイルの一つ。
演奏の前に曲の世界感に関する物語を話し、ライブが行われる。
更に、そのひとつひとつの曲の前後関係すらも、物語によってつながっている。

曲自体もストーリー制のある、起承転結のはっきりした曲が多いので、ライブを最初から最後まで観た人は1本の映画を観せられている感覚におちいる。
予想のつかないストーリーが展開され、観る人は聴くことをより強いられる。

また、パラレルワールドには4つの扉がある。
「子供時代編」
「絶望編」
「妖怪編」
「ぬくもり編」


更にその4つの扉でさえも、実は、まったく別の扉なのでは無く、関連していたことが、今夏行われた「がっつワンマンライブ PARARELL WORLD Ⅱ ~忘れることを望まれた世界たち~<前編><後編>」で、明らかとなった。

起 : 子供時代編
承 : 絶望編
転 : 妖怪編
結 : ぬくもり編

だったのだ。

がっつさんの才能に脱帽した。

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